03月後半

−0316 後輩−
 後輩の女の子と、お酒を飲んできました。  「先輩、私、彼氏ができたんです」  「へぇ、おめでとー。どんな人?」  入学当初、純情で、男の子と話すのさえも緊張していた彼女に、彼氏が。時の流れを  少し感じました。  「すごく、いい人なんです。かっこよくて、公務員で…。休日は、車でドライブに連れて   行ってくれるんです。…あ、この指輪、昨日ホワイトデーのお返しにくれたんですよ」  シンプルなシルバーリングを、彼女は嬉しそうに見せてくれました。  「…いいねぇ。完璧な彼氏やん。どうやってつかまえたの?」  「バイト先の友達が、紹介してくれて」  「紹介かー。いいねぇ。…で? 自分から告白したの? それとも、向こうから?」  「向こうからです」  彼女の顔は、本当に幸せいっぱいな顔でした。キラキラして、まぶしかったです。  「いいなー! うらやましいわ!」  「ええ。『俺、素人童貞なんやけど、やらしてくれへん?』って、すごく真剣な顔で   言われたんで…。つい、いきおいで『うん』ってうなずいちゃって」  「は?!」  「で、先輩…。あの、素人童貞って…何ですか?」  その後、おずおずとその質問をした彼女に、眉一つ動かさず、事細かに、「素人童貞」  について語った自分は、本当に、この4年間でどれだけ汚れたのか、思い知りました。  開始1時間で終わった飲み会は、大変苦い思い出に終わったような気がします。  あややには、まだまだ遠いなぁ!



−0317 秘密結社−
 本日、内定した会社から、電話がありました。  「おはようございます。××社の○○と申しますが。」  「ふぁい!」  昼の11時。寝起きでした。  「あれ、声がおかしいですけれど、風邪ですか?」という人事の方に、「そんなこと無い  ですぅ。あれ、おかしいなぁ。さっきまで友人と長話してたので、声が枯れたのかもしれ  ないですぅ。エヘンエヘン、あ、もう大丈夫ですぅ」と、必死で、寝起き&酒焼けの声を  ごまかして、本題へ。  「突然ですが、明日、お暇ですか?」  「明日ですか。暇ですけれど」  「じゃぁ、広島に来てください。詳細はメールで送りますので」  「え!?」  寝起きで、よく頭がまわっていない私に、人事の方は早口で交通費などの説明をすると、  「よろしくお願いします」と電話を切ってしまいました。  えー、ちなみに、その「詳細はメールで」とのことなんですが、いまだに(午後10時半)  メール、届いておりません。  すみませーん。せめて広島のどこに行けばいいかだけでも、教えてくださいませんかー。



−0319 上滑りな毎日−
 昨日は、他の内定者に詳細を聞いて、無事広島へ行ってきました。  何か、内定者による来年の新卒者のための会社説明会、みたいなイベントをやってきま  したよ。他の人たちは、詳細知らされていたので、立派な挨拶とか喋っていましたが、  私だけ、ぶっつけ本番。「皆さんには頑張っていただきたいと思います」なんていう  言葉が、上滑り。会社から、内定辞退しろ、って無言の圧力を受けているような気が  します。サイトウです。  ちなみに終わりぎわ、人事の人に、「サイトウさんには、今度札幌に飛んでもらうかも  しれない」と、ぼそっと言われました。どういう意味ですか。住むんですか。  で。  まぁ、愛媛を出る日(4月1日)も近くなってきましたので、引越しの準備なんてして  いるわけなんですが。研修先が二人部屋なので、何を持っていくか、迷っております。  例えば、CD。何を、何枚ぐらい持っていけば、3ヶ月という日数もつのでしょうか。  10枚ぐらい持っていけばいいかなぁ、と。適当に選んでいたら、なぜか全部が元気を出す  時に聴く曲になってしまいまして。嫌になったので、それから手をつけておりません。  どれだけ元気を出したいのか、という話。  また、ベッドの上しかプライベートスペースは無いのですが。休日とか、何をどう過ごす  べきなのでしょうか。ビデオとか見るために、デッキとかいりませんか。いりませんか、  そうですか。  で、一番の問題が、寝具な。枕が変わると、深い眠りにつけないので、やはり枕は持って  いくべきかな、と思っております。しかし、いきなり荷物から、ズルッと約50センチ大の  枕を出す女(しかも、枕カバーはプーさん)というのは、同室の人に怯えられないでしょ  うか。心配です。  あと寝具といえば、いつも一緒に寝ているプーさん。これが無いと眠れません。卒業旅行  の時に、一人寝の寂しさに、思わず座布団を丸めて、腕に抱いて眠った、という苦い  思い出があるので、やはりこれは持っていくべきか、と思っております。ホームシック  になるかもしれないし。しかし、いきなり荷物から、ズルッと約30センチ大のプーさん  のぬいぐるみを出す女(そして一緒に寝る女)は、同室の人に怯えられるかもしれま  せん。というか、私が同室なら、ちょっと嫌だ。電波です。身長170センチ越えている、  一見男まさりに見られる女が、いきなりプーさん枕とプーさんぬいぐるみを出してきた  ら、さすがに「まぁかわいい」とは思ってくれないでしょう。「大丈夫か、この女」と  思われるのが関の山です。次の日、噂になってたりしてな。「あの人、あんなナリして  いるけれど、プーさんの枕とぬいぐるみがないと眠れないのよ」みたいな侮蔑の対象と  なったりしてな。ブラックなカンパニー研修ライブの始まりです。とりあえず、プーさん  のパジャマを持っていくのは控えようと思っているのですが、同室の人が、そういうこと  に理解を示してくれる人で無かった時。私は、4月からいきなり無職になっているかも  しれません。怖いなぁ!  まぁ、というわけで、サイトウでした。4月からはじまる新生活に怯えつつ、引越し準備  頑張ります。ちなみに、このサイトがどうなるか、いまだに決めていません!  シグマリオンで更新できればいいんですけれどね。



−0320 友人来襲−
 イエェェェェイ!!!!!!今日はお夕食を食べに行きました。  が、一軒目は微妙だったの。まぁ、二軒目はいつものとこだったから、普通かな。  でも、二軒目で、微妙な年齢の人が微妙にナンパ?してたからビックリ!!  昨日ね、会社の人から招集がかかってね、行けばよかったと思ったんやけど。。。  なんか、日記って、書くのむずかしい。自分で書いてて恥ずかしくなってきた。  で、今サイトウさんちにいるんだけど、今日待ち合わせに行く前に、知らない人に  『プレステ、安いよ。1800円。おねえさん買っていかない?』って、爽やかストリート  ミュージシャンっぽい人に言われてもねぇ。  サイトウさんが『スキなコトかいてイイよ☆』ってゆうから、必死で書いてるのに  横で『ユキちゃん、これ読んでみ。面白いから。』って薦めてくれたマンガを、自分  一人でベットに足を開ききってあぐらをかきつつ、声出して笑いながら、私の存在を  無視してくださってさっ、挙句の果てには、私の座っているイスに貧乏ゆすりという  迷惑きわまりないコトをしてくれています。なんてステキなト・モ・ダ・チ☆  ということで、そろそろゴールドディスク大賞を見るのでバイビ〜♪                          あなたのユキでした♥  えー。酒を飲みに行った後、一緒に飲んでいた友人が、家におしかけてきました。  「日記を書かせろ」というので、キーボードを貸してみたら、上のような文章を書く始末。  友人というのは、一体何なんでしょうね。



−0321 コールアンドレスポンス−
 ジリリリリリ。  「…うー…。…眠い…あ、おはよ……。…よく寝れたぁ?」  「おはよー…。なぁ…昨日、どんな夢見てたの?」  「…夢…? ………剛のコンサート…」  「ずいぶん、楽しそうだったね」  「…何? 私、寝ながら騒いでた…?」  「うるさかった」  「…どんなことしてた?」  「いきなり夜中に大声で笑い出して、『アハハハ! んなアホな!』って、かなり   ハッキリと言ってたよ…。私、夜中に驚いて、飛び起きちゃったから、朝まで眠れ   なかった…」  「あぁ、ごめん…。夢の中で、剛の武道館ライブを、アンコールまで見てた…」  「何が、『んなアホな』だったの?」  「…剛が、アンコールで大フィーバーしすぎて、『静かなるアフガン』を、20分近く   熱唱してたから…。『ほらまた、戦争かい?』って何十回も何十回も…。コールアンド   レスポンス、コールアンドレスポンスで、のどは枯れるし、何だか笑えてくるし…」  「Kinki Kidsの剛じゃなくて、長渕剛のライブかよ。ファンなの?」  「いや、そんなに好きじゃないけど…。あ、でも、生の『巡恋歌』は、ちょっと泣けた   かな…」  「生じゃないし。夢だし」  「…そうだよね…。あー、そっか、夢かー…」  「ちょっと。落ち込んだふりして、布団にもぐらないで。もう朝だから」  「うん…。いや、とりあえずもう一回夢かどうかを…」  「いいから起きて! ちょっと! ねぇ、ちょっと!」  朝にめっぽう弱くなりました。しゃんと起きられないのは、病気か何かなんでしょうか。



−0323 修行−
 本日は、来るべき「仕事で自動車に乗る日」に備えて、運転の練習をしました。  家の車で、家の近所を走り、空き地で車庫入れの練習をしたのです。まぁ、車庫出し  と、家の近くの走行は上手くいきました。途中、塀に寄りすぎて、助手席に座っていた  父が悲鳴をあげたことと、野良犬を轢きそうになって急ブレーキを踏んだら、後ろの  軽トラックに追突されそうになったこと(そして罵声をあびせかけられたこと)ぐらい  しか、失敗せずに済みました。  しかし、問題は車庫入れ。  あの、私、後退する時に、車を左に持っていくためには、ハンドルをどちらにきれば  いいのか、という根本的なことが、いまだによく分かっていないんですよ。おかげで、  車の側面を、壁でガリガリとこする羽目に。車を降りて「オーライ」と誘導していた  父の顔が、一瞬で絶望の色に染まりました。あんなに愕然とした父の顔は、私が、新築  したばかりの家の壁に穴をあけてしまった時以来です。  父は、しばらく私のつけた傷を、無言でなでていました。  まぁその後も、気を取り直して、車庫入れの練習は続けたのですが。  傷のことで気が動転してしまって、後退と前進を間違えて、壁に激突しかけたり、野良犬  を轢きかけたり、と、もう全然ダメ。空き地を出て家に帰った後も、家の車庫に入れる  のに30分近くかかってしまいました。私、半泣き。父、絶望の色がさらに濃く。  「…免許、取らなかったことにしないか…」  家に帰り、玄関で靴を脱いでいる時に、父がボソリとそう言ったのですが。  私が首を横に振ると、「そうか」と言って、自室に閉じこもってしまいました。  どうやら、そのまま寝込んでしまったようです。  免許を取れば全てが解決すると思っていたのに…。現実とは、かくも厳しいものなのか、  と嘆く気持ちで一杯です。…とりあえず、車の傷を安く修理してくれる人は、メール  ください。車はトヨタのソアラです。あ、愛媛近辺で、若葉マークをつけた白のソアラ  を見かけたら、優しくしてあげてください。というか、近寄るな。離合するの怖いから。







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