卒業旅行から、ただいま帰って参りました。サイトウです。皆さんお元気でしたか。
私といえば、この4日間。友人が運転する車の助手席で、時にはナビゲーター役、時には
寝ているだけ、時には音楽聴きながら歌う、というはた迷惑な存在として、旅をしており
ました。友達の言葉を借りると、「小学校低学年以上、高学年以下の頼りがい」だった
そうです。とりあえず、四国四県、全ての県で、酒を飲んできて、しっかり身体壊し
ました。すっげー腰と頭が痛いの。あと全身が筋肉痛。助けて。
そんな状態で、4日間の卒業旅行で体験してきたこと、箇条書きで書いてみたよ!
1日目 愛媛−高知
・松山から、佐田岬半島、足摺岬を経由して、高知県土佐市へ、というルート。
・走行距離、100キロは軽く越えた。12時間車に乗りっぱなし
・佐田岬半島、長いな、オイ!(日本一の長さだそうです)
・SMAPの「青いイナズマ」を、車内で必要以上に熱唱
・「ゲッチュー」と叫ぶところあたりで、事故車に遭遇
・「…今、事故車の中に人がいなかった?」「マジ? 死んでたらどうする?」
・真剣な協議の結果、引き返して、事故車に声をかけてみることに。
・事故った人(無傷)を、最寄のホテルに送るため、車にゲッチュー
・事故った人送り届けた
・とりあえず、一泊2500円で、国民宿舎に宿泊
・露天風呂が、普通の風呂の壁を、一部分とっぱらったような造りだった
・男風呂をのぞくかどうか、真剣に悩む
・友人に説教された
・オンエアバトルを見ながら、酒を飲んで、泥酔。「つまんねー!」とぼろくそに
けなしつつ、就寝。
・友人が、だいたひかるにハマった
2日目 高知−徳島
・早朝、車を駆って、桂浜の龍馬像へ会いにいく
・龍馬は、「りゅうま」と読むんじゃないことを知る
・バカにされる
・徳島県の大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)へ行く
・舟で川を下って、大満足
・祖谷渓谷に行ってみる
・植物でできた橋、かずら橋を渡るのに、500円。高い。20秒で渡り終えた。
・「四国唯一の大仏」「洞窟地獄めぐり」というノボリにひかれ、「
お山公園」という
場所へ、足を踏み入れる。入場料600円。
・例えようもないぐらい、荒れてた。動物とか、檻の外に逃げてるし
・どうしようもない、この公園が、実は山口さんという偉い人の私費で建てられた、
と知り、驚愕。「どうせ自分の銅像は、死んだ後では作ってくれないから」という
理由で、こんな公園が作られたらしい。
・そういえば、お山公園内に、そいつの銅像があった。あれがメインなのか!
・お山公園の大仏の横に、「金があれば、毎日毎日楽し」という言葉があったのを
思い出して、切なくなる
・「せめて、手入れはしてください」と言い残し、去る
・やけになって、帰りはモンゴル800を、二人で熱唱
・何だか寂しくなる
・そうこうしていると、カーナビにだまされ、山奥で道に迷う
・何だか、廃墟となった山奥のテーマパーク(?)に出会った
・とりあえず、記念撮影
・何とか人里に戻ってきて、祖谷渓谷の民宿に宿泊。食事うまいなー!
・民宿の人に、お山公園のことを聞くと、苦虫をかみつぶしたような顔をされた。
やっぱりそういう存在なのか。
・秘境の湯という温泉で、お肌すべすべ。
・山を越えて、酒を買いに行き、民宿で宴会。就寝。
3日目 徳島−香川
・二日酔いと筋肉痛と寒さで目覚める。昨晩、浮かれすぎた。
・香川県に行こうとして、道に迷う
・カーナビに、またもやだまされる
・「土柱」という観光スポットで、自然の造型に感動
・あまりの暑さに、アイスを買って食べる
・ふと見ると、隣で葬式やってた
・喪服は暑いだろうなぁ、と思いつつ、移動
・車内が馬糞臭くなる
・とりあえず香川県屋島へ
・のぼらなくてもいい有料道路をのぼってしまう
・屋島には、廃墟マニアにはたまらない建物ばっかりだった
・かわら投げをして、うさをはらす
・自動販売機で買って、一気のみしたコーヒーが、賞味期限切れていた
・そのせいか、体調崩した。もう、踏んだり蹴ったり
・琴平のホテルまで、最短経路で行くことに
・気持ち悪い私を嘲笑うかのように、カーナビ、「目的地までの最短経路」として、
山道を指し示す
・我慢して山道を車でのぼってみる
・頂上で、「4:30でこの門は閉門します」という、無情の看板を見つけ、引き返す
・カーナビ、電源オフ
・腹いせに、大音量でthee michelle gun elephant をかけながら、窓を開け、
「シスコー!」と絶叫。鳥が飛ぶ。
・友人も一緒になって、シスコー!
・結局、気持ちが悪くて、豪華な夕食が、ほとんど食べられなかった
・お酒、一口だけ飲んで、就寝。症状悪化。
4日目 香川−愛媛
・車酔いから、何とか復活。いざ、金毘羅さんへ
・「階段が800段近くある」と聞いて、嫌になる
・杖をかりて、何とかのぼる
・途中で嫌になって、神様に向かって悪態をつきだす
・罰が当たって、雨で濡れた石段で滑って転んでヒザを強打
・神様の存在を信じる
・何か、鳥居とか、本殿っぽい建物とか、色々とフェイクが多すぎることに、再度
キレる
・やっと着いた
・晴れていたら、景観もきれいなんでしょうが、雨が降っているのでだいなし
・いきなり、本殿で、何かの儀式がはじまった
・若い神主さん(見習い)の、あまりの格好良さに、「来て良かった」と結論
・長い階段は、のぼるよりも、下りるほうがつらかった。ひざ、がくがく。
・こんぴら丸という、妙なお土産物屋さんで、「風呂に浮かべるアヒルのオモチャ
は、香川県産」という、妙な情報をもらう。…本当なの?
・アヒルのオモチャ、購入
・帰路につく
・と思いきや、途中でいきなり山奥の「別子山村」に向かうことに
・すごい霧だ
・あ、道端に雪が残ってる
・ハイテンションで、雪だるま作成
・公園のようなところで、「バイオトイレ」なるものを見つける
・何だかハイテクなような気がするが、ただ単に、地面に穴ほってるだけじゃないのか
・結局、何も見ないまま引き返す
・再度、モンゴル800熱唱
・再度、シスコー!
・夜、友人の家で祝杯。お泊り。就寝
えー、というわけで、四国一周旅行。大変楽しかったです。本当に、四国というのは、
廃墟マニアや、パラダイスマニアにはたまらない、大変いいところだと思います。自然
一杯、廃墟一杯、パラダイス一杯。四国の魅力を再確認したところで、とりあえず、
お山公園を作った人を、何とかしたいと思います。あれは犯罪やで、ホンマ。