02月後半

−0219 新たなる問題−
 一万円を落として、GRAPEVINEライブに行けないことに、落胆していた17日の朝。  目覚めると、天啓とも言える言葉が、私の脳裏に浮かびました。  「行かずに後悔するぐらいなら、行って反省しなさい」  神の啓示だと思います。もうね。止められなかった。気がつけば、私の手は貯金箱を  開けて、手をつけてはいけないはずの一万円札を握りしめていました。そして、その足  で自転車をこぎ、電車に飛び乗り、船に乗って、広島まで行っていました。ノンストップ  青春。行ってきましたよ、GRAPEVINEライブへ。 → レポートはこちら。  で。終了直後に、「超感動!」と、年甲斐もなくハシャぎまわるぐらい、いいライブ  を見てきたわけなんですが。問題は、使ってしまった1万円の穴埋めです。今からバイト  に出るには、研修などの兼ね合いにより、難しいものがあります。何しろ、愛媛は時給が  死ぬほど安い。日雇いのバイトで一万円は、無理があります。不可能に近い。しかし、  何か方法があるはずです。方法。何だろう。必死に考えました。で、必死で考えた結果、  一つだけ、方法を思いつきました。一万円を、苦もなく手にいれる方法を。それは何か。  自動車教習所卒業検定に、一発で受かることです。卒業検定は、落ちるたびに1万円近く  のお金がかかります。私は、運転が下手で、仮免でさえも2回落ちているので、親も  心配だったのか。卒業検定代の費用として、一万円を余分にくれていたのです。つまり、  卒業検定を一回で受かれば、一万円は、丸まま浮くわけです。まぁ簡単に言いますと、  22歳にもなりまして、親の金をかすめとるような真似をするわけです。しかし、こう  なったらやるしかありません。一万円のために。愛のために。私のふところのために。  で。今日は、自動車教習所でやっている、学科試験の模試へ行ってきました。この学科  試験というのは、「赤信号=止まる」みたいな交通規則を、本当に覚えているのかどう  なのか、チェックするものでして。勉強すれば、100%受かる試験です。うちの自動車  教習所では、この学科試験模試に受からないと、卒業検定を受けさせてもらえないことに  なっているので、しょうがなしで、受けてきました。うんうん。本線道路ね。登坂車線ね。  と、チンプンカンプンな規則を、きっちり覚えましたよ。  でもね。合格規準に、一点足りず、落ちてしまいました。  いぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!  一点ですよ、たった一点。90点以上合格で、89点です。で、3時間後に、同じ模試が  行われるというので、もう一回勉強して、もう一回受けてきました。  「はい、89点。不合格!」  ぁいぃやぁぁぁぁぁ!!  何か呪われているとしか思えない結果に終わりました。いや、自分の頭の悪さは、今に  はじまったことではないのです。しかし、今回は勉強していないわけではありません。  広島に行った時も、行き帰り船の中で、一生懸命勉強しましたし(寝たけど)、漫画  喫茶で夜を明かした時も、わざわざ学科試験の勉強をしていたのです(漂流教室とか  読んだけど)。なのに、たった一点。たった一点のために、また再々試を受けなければ  いけない羽目に陥ってしまいました。ショック。サイトウショック。大学を卒業しよう  としているのに、高校生でも一発合格する試験に、二度も落ちてしまったことに、かなり  ショック。教習所燃やすしかない。  まぁでも、思い起こせば、5年前。高校生の時の不得意科目は、社会、英語など、暗記が  必要といわれる教科ばかりでした。特に社会。いまだに「織田信長」を「小田信長」と  書くぐらい、ダメでした。そういえば、友人と暗記勝負をして勝ったことなんて、一度も  ありませんでした。お買い物に行って、何を買って帰るか忘れる、なんてこと、しょっ  ちゅうありました。もしかして…一発合格、難しい!? 卒業検定は、自動車の運転技術  ばかりを心配していたのですが、思わぬところで強敵が現れてしまいました。  でもね。弁解するわけではないんですが、間違えた11問のうち、普通自動車関係の  問題は、一問もないんです。まぁ、普通自動車免許を取得すると、原動付自転車の免許  も同時にもらえます。二輪車のところを間違えたのは、確かに悪い。でもね。乗りも  しないし、運転することも一生無い(だろう)、けん引自動車や、大型貨物自動車の  勉強までしなきゃいけないのが、納得いかないのです。ええやん! けん引自動車が、  どこの車線をどう走るべきか、なんて、私、覚えても意味ないじゃん! 何? 違法車を  見つけたら、自分の車で体当たりして、注意しろとでも!?(メンキョ・アタック)  あぁ、そういえば、社会も、「昔の歴史を覚えるのは、確かに必要や。だけど、何で  年号覚えんとあかんねん。何年に起こったか、細かく覚えておかないと、何か生きて  いく上で問題あるんか!」とか思って、何も覚えられなかったことを思い出しました。  これから生きていく上で、間違いなく必要となる英語を覚えられなかった人間が、言う  言葉ではありませんでした。反省して、明日、再々試に行ってきたいと思います。  今度落ちたら、自動車免許を取ること自体、諦めます!(2万円浮く)



−0220 もう2月もあと8日で終わりなのに、いまだ教習所日記。−
 今日は、免許学科試験の模試に向けて、勉強をしてきました。模試開始2時間前から、  気合を入れて自動車教習所の自習室で、お勉強です。昨日は愚痴を書いてしまいました  が、交通規則を理解して、一日も早い自動車免許の取得、そして、優良ドライバーへの  道を歩もう、と決意したのです。  問題。  「日常点検で、ファンベルトの点検をする場合は、中央部を指でおし、ベルトが   たわむ程度であるかどうかを点検する」    私の解答→○    正  解→×    「ファンベルトの日常点検では、ベルトに損傷がないかも点検しなければならない」  問題。  「交差点を曲がる際、歩行者は、どういった動きをするか分からないため、発見しだい、   注視しておくべきである」    私の解答→× 「運転中に、一点を注視するのは危険なので、避けなければならない」    正  解→○ 「歩行者は、何がするか分からないので、動作を終えるまで            注視しておくべきである」  問題。  「警察官が手信号で交通整理をやっている。警察官が、左右に灯火を振っている時、   その灯火と平行の交通に交差する交通は、赤信号である」    私の解答→この問題の文章では、その状況が想像できません。    正  解→○  えー、残念ながら。問題を解けば解くほど、点数が悪くなり、全く受かる気がしなく  なったので、今日は、テストも受けずに、家に帰りました。自動車免許取得は、やっぱ  り夢で終わるのかもしれません。というか、無理。この問題作った人と、気が合わなさ  すぎて、受かる気がしない。無理。  というかね。絶対、この問題作った人は、世間を恨んでいると思うのです。もしくは  自動車を憎んでいる。そうじゃないと、こんなひねくれた問題作れないと思うのです。  まるで私のように、免許の学科試験に何度も落ちたような、自動車免許取得に対する  深い憎悪を感じます。もしかして、自動車免許の学科試験に何度も落ちた人は、やっと  受かった特典として、「あなたの作った問題を一つ、学科試験の問題に加えちゃう☆」  という権利をもらえるもかもしれない。なるほど。それなら合点がいくぞ。なぜこんなに、  むなくその悪い、意味の分からない問題が多いのか。私も、できるなら、そんな問題を、  後世に残してやりたい(そして、これから学科試験を受ける人々を、私以上に苦しめて  やりたい)。そうか。そんな負の感情が詰まっているから、この学科試験は、こんなに  難しいのか。理解できたぞ! 何て重い問題なんだ!  えー。今日逃げても、明日どうせ受けないといけないので、今から勉強します。  重い問題を作ってやる! 絶対、作ってやる側にいってやる!!



−0222 フカと読みます−
 最近、化粧を落とした後の自分の顔が、鱶に見えます。



−0223 もうノリでしか動いていない−
 このページに触発されて、私の記憶にある、「アントニオ猪木」を描いてみました。
 なんだか、妙に上手く描けたので、みんなに見せたいと思い、TOP絵に昇格。一発描き  でここまで描けるのならば、私も何かになれるのではないだろうか。猪木を専門に描く  画家とか。まぁ、あまり需要が無さそうな上に、画像の保存に失敗して、髪が淡谷典子  のような色にしてしまう、という失敗をやらかしたので、そういった夢は捨てようと  思います。あと、この猪木、アゴの部分を消したら、多分、大阪の方に、そっくりな  オバちゃんがいるはず。
ちなみに本物は、こんな感じです。ダンディズム。 大阪の臭いが、微塵もしない。
 まぁ、もうちょっと私の絵が見てみたい、という人には、こちらのお絵かき掲示板に、  他の作品も用意してみましたので、ご覧ください。自分で言うのも何ですが、私は絵が  上手いので、あまり面白くありません。というか、中途半端に上手い。器用貧乏、という  言葉を、はじめて意識しました。  えー、というわけで、皆さんも、たまには、自分の記憶の曖昧さに愕然とするのもいい  のではないでしょうか。気が向いたら、お絵かき掲示板で、いろいろ描いてみてください。  狙い目は、「ミッキーマウス」。10人いたら、上手に書ける人は1人いるかいないか  です。だいたいが、おもしろい生き物になります。まぁ、自分の限界を知りたい方は、  どうぞお試しください。



−0224 チャットDE飲み会−
 久しぶりに、友人とチャットで飲み会をしました。  まぁ飲み会といっても、チャットで話しつつ、酒をかっくらうだけなんですが。  みんなで5時間ぐらい飲んで、会社についてだとか、結婚についてだとか、夢も希望も  無い話を、色々と教えてもらいました。姑って怖いね!   で。そこで、「好きな食べ物」という話題になりました。  「牛丼好きだけど、デートじゃ食べられないよねぇ」  「クッキーシュークリーム最高!」  「カワハギの刺身と、肝を混ぜて、ポン酢で食べるのもおいしい」  「焼酎と酒盗の組み合わせなら、死ねる」  「自分で作った、エビ入りのクリームスパゲッティは最高や」  と、かなり盛り上がったのですが。私が挙げたものは、なぜかおかしな反応をされました。  「私、シイタケが好き」  「はぁ!?」  「シイタケを網で焼いてね? 醤油とスダチをちょっとかけたのがいいの」  「いや、それはダウト」  ダウトて。信じろよ。人の好物を。  できれば、田舎で売っているような、傘の直径が15センチぐらいある、肉厚のシイタケ  を、丸ごとコンロの上に網乗せて焼いて、熱い内に手でさいて、スダチと醤油で食べる  のが、本当においしいんだって。スダチがなければ味ポンでもいいので、一度やってみて  ください。病み付きになるから! 「あぁ、私、家庭菜園を全てシイタケに変えても  いいわ」とか思うから。サイトで、「シイタケ同盟」とかやりたくなるから。絶対に。  「焼いたシイタケは、味も香りも、絶品なんだってばさ」  「…うーん。あんた、『シイタケ』を男根を表す隠語として使用してはいないわよね?」  それは、焼いたら犯罪だ。



−0227 卒業検定終了後−
 自動車免許卒業検定、略して卒検に落ちてしまいました。原因は、ウィンカーの出し  忘れ、消し忘れ、縁石への乗り上げ、状況把握の欠如、前を走っていた女子高生の妨害、  などなど、10キロ程度の道のりで、約50近いミスをやらかしました。テストは点数制  で、100点満点中70点取れば合格だったのですが、私はマイナスだったそうです。  「久しぶりにマイナスの生徒を見ました」と淡々と先生に言われて、泣きそうになり  ました。というかトボトボと家に帰る時に、何だか無性に情けなくて、泣いた。そして  泣きながら帰った。すると、帰り道にある川べりの公園で、梅が咲いているのを見つけ  たので、近くのコンビニに泣きながら入り、泣きながら酒を買って、公園で、泣きながら  一人飲酒しました。「免許取れなくて内定取り消されたら、一人旅をしながら、こうやっ  て、公園で季節を楽しみつつ、野宿をして暮らしていこう」という決意を固めるレベル  まで、泣きました。で、そんな現実逃避する自分が情けなくて、また泣きながら帰り  ました。どん底。サイトウです。  で。まぁそんなどん底のままじゃ、いけないなぁ、と思いまして。とりあえず、前向きに  行くことにしました。まずは、電話帳です。そして、インターネット。松山市の高校の  制服を調べました。で、目当ての高校の制服が見つかると、その高校の電話番号を調べ  ました。  「あ、もしもし。ワタクシ、××教習所に通うサイトウと申します。ちょっとお伺い   したいことがあるので、よろしいでしょうか。…あ、すみません。あのですね、   自転車の後ろに、緑の校章をつけている生徒さんって、何年生なんでしょうか。   …2年生ですか。はー、じゃぁもう17歳なんですねぇ。…え? あ、用件ですか。   本日ですね。私、卒業検定中だったんですが。お宅の生徒さんが、その緑の校章を   つけた自転車で、二人乗りをしていまして。私の目の前を蛇行するわ、急停止して   驚かすわ、後ろにピッタリと張り付くわと、5分ほど、遊んでいただきまして。   ええ。それはもう。あ、試験ですか? 残念ながら落ちてしまったんですけれど。   いえいえ、謝っていただかなくてもけっこうなんですよ? それは、私の運転が   未熟なせいなんで。そちらの生徒さんのせいだけではないですし。   …まぁ、ちゃんと指導しておいていただけると、ありがたいです。ええ、セミロング   の、小汚いツラした女二人組みでした。ニヤニヤ笑いやがって。どんな先生に教育   受けたらあんなになるのか、知りたいなぁ、と思って、電話したんですよ。いいえ、   先生の受け答えは立派で、あぁ、アイツらは、突然変異なんだなぁ、と思ったんです   けれども。…あ、そんな、気にしないでください。卒業検定を再受験するには、受験   料とられるんですけれども、それは全部、私の運転が未熟なせいなんで! ええ、   気にしないでください! 新生活始めるので、ただでさえ金が無いのに、とか思って   いませんから!」  ここまでは言わなかったものの、そのクソ汚いツラした女子高生の特徴だけは、きっちり  知らせて、「お心当たりのある生徒がいましたら、怒っておいてください」と頼みました。  どうせ、こんな連絡しても無駄なんてこと、分かっているんです。でも、悔しいんだもん!  確かに、女子高生が5分ほど、いじわるに並走してきた時には、すでに、点数が70点  をきっていたので、不合格には変わりなかったんですけれども。あの時に、アクセル踏ん  で、ひいていたら、この気持ちも少しはマシになっていたんじゃないか、と思うと、悔し  くてたまらないのです。バカにしやがって! バカにしやがって!! 尻が見えるほど  スカート短くしているくせに、なぜか下に体育のハーフパンツをはいているような人間  が、バカにしやがって!! それじゃぁ、何のために短くしているのか、分からないだろ!  えー、余計、自己嫌悪に陥ったので、今夜は飲みに行ってきます。  22歳越えてから、自分がいかに、矮小な人間なのか、思い知らされることが多くなり  ました。いつ免許取れるのかなぁ。免許取れるまでに、いくらかかるのかなぁ。酒代  込みで、いくらかかるのかなぁ。神様ぁー。明日の追いコン、お金がなくて行けそうに  ないんですが、何かいい言い訳ないですかー。







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