−2001年09月後半−
−0930 Like a monkey−  本日は、筋肉番付け見ながら、「照英ファイト! あ! あ! 危ない照英!」  と、テレビの前で大騒ぎでした。私は、あまりスポーツ番組というのは好きじゃ  ないんですが、照英だけは別です。あくなき挑戦魂と、輝く笑顔。そして、  「元ギンガブルー」という肩書きが、私の心をつかまえて離さないのです。  しかし、照英は番組の途中の方で負けてしまいました。  その後、ちょっと筋肉番付けを見ようかどうしようか、迷いました。  照英は負けても爽やかで、ファンとしては大満足だったんですけどね。  正直、照英が映されない筋肉番付けなんて、あんまり楽しくないんですよね。  いまいち燃えないから。ケイン・コスギも、「カクレンジャーブラック」という  過去があるはずなのに、あまりこう、ひかれるものがありません。いまいち  応援する気にならないのです。あと、ケインと一緒にファイナルまで残った  外国人は、名前すら覚えられません。肉体美としては、二人ともすばらしいの  一言なのですが。  というわけで、照英無き後の筋肉番付けでも燃えるために、色々と考えてみまし  た。  「ケイン・コスギは、実は借金まみれで、この番組で優勝しないと、サラ金に   頼らなければならない」  筋肉番付けで賞金はうまれないはずなのですが、私の脳内では、そういう図式が  完成しました。サラ金に、土下座するケイン・コスギ。白いTシャツの下は、  サラ金のお兄さんに蹴られた、青痣で一杯なのです。だから、あんなに雄叫び  をあげたりして、ケイン必死なのです。生活かかっているんです。頑張れケイン。  あぁ、ファイト、ケイン。この関門を突破したら、あなたも晴れて自由の身よ?  ケインは、結局負けたのですが、それなりに楽しめました。  あと、元「太陽とシスコムーン」の元体操選手の人が選手として出てきて、  第一関門中の第一関門で失敗していたのが、印象的でした。  あれは、芸能活動の一貫なんですか? プロデュース、つんく?
−0928 コンサート三昧の10月−  はい、ここで10月の予定です。  4日 Spitz コンサート  5日 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT ライヴ  24日 GRAPEVINE ライヴ  25日 GRAPEVINE ライヴ  えーと、卒業がかかったレポートの締め切りが、10月末にあったりとか、11月に  ある学園祭の準備で忙しかったりとか、仕事の締め切りが26日付近にあるとか、  そういうことを全て忘れたように、今私の手元にはチケットが何枚もあります。  GRAPEVINEなんて、「1DAYSしか行かないから、行かせてくれ!」「締め切りは  絶対に守るから!」とか言って、やっと了解がとれたくせに、なぜか2DAYSに  増えていますしね。大変です。主に、私の尻拭い担当の部下が。  ごめんなさい。サイトウは、愛に生きるのです。
−0927 カリスマ牧師−  本日は、クリスチャンの友人の家で、牧師の説法のビデオを見せてもらいました。  何でもそれは、「カリスマ牧師」という肩書きをもつ人が、地方公演に来た時  に、隠し撮りしたビデオだそうです。キリスト教に興味のない私には、「隠し  撮りって、わざわざそんなもんする必要あるの?」と思ったのですが、友人は  それをお金を出して買ったらしいです。世の中にはいろんな人がいます。とり  あえず、半分バカにしながら、一緒に見てみました。  カルチャーショックを受けました。  いや、牧師の説教って、何か眠くなるようなことをムニャムニャ言っていると  思うじゃないですか。違うんですよ。すごく面白いんです。客も、ノリノリで  「イエーイ!」とか言っているんです。ってゆっか、まるでロックバンドの  ライブのMCみたいなテンションなんですよ。牧師も、長髪に皮ジャン着て  説法してましたしね。会場を去る時は、仲間らしき団体とハーレーに乗って  ましたしね。自分の昔話みたいなのとからめて話していたんですが、何ていうか、  妙に現実的で生々しく説得力がありましたしね。  うん、下手なミュージシャンのライブに行くより、よっぽどタメになるかも  しれません。キリスト教自体には、いまだに全く興味ないんですが。
−0926 痴漢にあった− 本日、予約した本が入荷したということで、大きめの本屋へ行って来ました。 私は田舎に住んでいるので、大きめの本屋に行くことなんて、月に1・2度ぐらいしかありま せん。というわけで、普段読めないようなマイナーな雑誌を、ついでに立ち読みして帰ることに しました。幸せなひとときです。 しかし、立ち読みしはじめてから5分ぐらいしたところで、事件が起こりました。 尻のあたりに何か違和感を感じたのです。擬音にすると、「な…なでなで」って感じの違和感です。 うわ! 痴漢だ! しかも少しひかえめ! と、あまり痴漢にあうような経験がないので、私も 動揺してしまいまして。しばらく呆然としてしまいました。しかし、尻をなでる手は止まりません。 とりあえず、心臓をドキドキ言わせながら、意を決してふりむいてみました。 そこには、どう若く見積もっても80はこえていそうなおじいちゃんが、プルプルと震えながら 立っていました。 「度肝をぬかれる」ってこういうことを言うんですね。とっさに出てくる言葉がなく、見つめ あうこと数秒。おじいちゃんが悪びれた様子もなく立っているので、もしや立ち読みしている 私が邪魔で、どいてくれ、と言っていたのでは、と好意的に解釈しようとしていた矢先に、 おじいちゃんが、ニタァーっと口をゆがめて、小声でこう言いました。 「男かと思って触ってみたら、姉ちゃん、ええケツしてまんなぁ!」 言葉が出てきませんでした。おじいちゃんはその間に、スタスタと店の奥へ去っていき、女子高生 の集団の横で、座り込んで本を読みだしました。完敗です。完全に私の敗北です。 勝利者のおじいちゃんために、とりあえず本屋内に設置されていた「お客様カード」にて、 「こんな痴漢がいました」と、似顔絵を書いて出しておきました。


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