−THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 2001.10.05. 松山キャメリアホール− うろ覚えで、とりあえずレポート  荒野の一ドル銀貨が鳴り響き、最初に登場したのがクハラさん。黒のタンクトップを  着て、ふらりと現れてくれました。こぶしを高々とあげ、わざと遠回りし、ステージを  端から端まで歩いた後、おもむろにドラムに座り、ドラムソロが開始。目の覚めるシンバル  とスネアの音に、すでにやられる人の多いこと。みんなそのドラムにノリながら、次々と  メンバーの名前を呼んでいました。しばらくして、ギターのアベさん登場。上下黒のスーツ  です。そして、アベさんが立ち位置に着くと、同じく黒のスーツのウエノさんがゆっくりと  登場して、王子のようなおじぎをして、立ち位置につきました。そして、とうとう黒の  スーツにサングラスをかけたチバさんが登場し、マイクの前に立ちました。  サンダーバードヒルズが、ガツンッという暴力のような音とともに、始まりました。  一年ぶりだからか、最初から客も飛ばし気味です。これでもか! とこぶしを高々とあげ  ながら、その音にくらいついていきます。「ハローベイビー。お前の未来を愛してやる」  というチバさんの第一声に、「ウォーーー!!」という轟くような声の塊を返しました。  私は最前列にいたのですが、後ろからぶつかってくる人達の体温が、この時点ですでに、  かなり熱くなっていましたね。そんな熱が届いたのか、この曲が終わる頃には、メンバー  全員汗だくでした。  そして、一曲目の歌が終わった時点で、チバさん、白いギターをおろして、マラカスを  持ち出しました。それを見計ったかのように、畳み込む感じで、シトロエンの孤独が!  歌ではなく、詩の朗読(絶叫?)みたいな曲ななのですが、この時点で初ダイブが出ました。  マラカスと頭をガンガン振って踊るチバさんと、客を見下ろし、ベースにベロチューを  かますウエノさん。2曲目にして、何かリミッターがはずれたみたいなノリになりました。  ふと気付くと、3曲目ターキーが。「宇宙はどこにもありはしないぜ!」「骨に  なってもハートは残るぜ!」と絶叫。そして、息つく暇を与えないまま、プラズマへ。  4曲をつっぱしった後、チューニングのためか、少し間が空きました。「チバさーん!」と  叫んでやまない観客のために、チバさんがマイクの前に。「久しぶりぃ。…4つの国」。  4つの国…あぁ、四国か、と観客の間に妙な間が。しかし、すぐに歓声が響きました。  チバさんはそれに気を良くしたのか、「彼がドラマーだ!」とクハラさんを紹介しました。  他のメンバーは紹介するそぶりすら見せないのに、なぜクハラさんが。ノリか。ノリなのか。  しかし、クハラさんはそれにドラムを叩いて、けなげに応えていました。  それでさらに気を良くしたのか、チバさんは、かなりご機嫌な状態で、「〜〜〜リター!」  と何か叫んで、リタが開始。赤い照明が、後ろの赤い緞帳を照らして、不可思議な  光景と音が広がりました。そのままのノリで、新曲へ。「ヴァレンタインI Love You  so ヴァレンタイン」というような歌詞だと思うのですが、ウエノさんが煽る煽る。見下す  ような視線で、「まだ足りないぞー」みたいな感じで頭を振るんです。だから、ウエノさん  周辺は、こぶしをふりあげて、アピール。ヤング・ジャガーへ行っても、ウエノさん、  煽るわ、ベースを直角に立てて弾いて腰ふるわ、ネックにベロチューかますわ、すごく  エロくさかったです。たまらない光景でした。あと、チバさんが、上着を脱ごうとして  脱げないらしく、片方の腕にそでを通した状態で、歌っていたのが笑えました。  ここで、ちょっと間があき、ウッドベースが登場です。ウエノさんが王子様おじぎで  ウッドベースを迎え入れ、クルクルまわした後に、少し弾いてアピールしました。  客、大歓声。去年は無かったので、初ウッドベースです。  そこで、「戦争のある地球には落ちたくないね」とチバさんがつぶやき、  バードランドシンディが開始しました。今まで動きに動いていたウエノさんが、いきなり  直立不動でウッドベースを弾いているのが、少し笑えましたが、間奏ではウッドベースを  まわしたりして、やっぱり客にサービスしていました。チバさんも、イントロではウッド  ベースの弾き真似をしたりして、笑顔でノリノリです。曲が終わると、ウッドベースが  退場して、なつかしいイントロが鳴り響きました。サニーサイド・リバーです。  タテノリタテノリで、体をシェイク。なつかしいなー、とみんな、笑顔です。すると、次の  イントロで、歓声が鳴り響きました。ストロベリー・ガーデンです。  「しゃーらーららーらーらーらーら〜」と歌う声に耳を疑いましたね。やってくれないと  思っていただけに、感激もひとしおです。「しゃーらーららー」の所はこぶしをふりあげて  合唱しました。続けて、GT400が。この曲が終わった後、ウエノさんがバイクに乗る  まねをして、笑っていました。  その後は、何かメンバーも客も、誰もが笑顔って感じでして。深く潜れで、途中で  一回曲が終わって、ドラムからまた始まるところがあるのですが、クハラさんが、両手を  横に広げたまま、なかなか始めないんです。で、客全員が「ウォー!!」と絶叫。かなり  ためにためた後、ニヤッと笑っておもむろに叩いていました。これには、他のメンバーも  かなりうけていました。ダイバーも続出しました。また、ブレーキはずれた俺の心臓で、  ウエノさんが「俺の心臓!」って絶叫する所で、まるで打たれたように両手を広げてアピー  ルするので、ウエノ側、すごい盛り上がりました。「宇宙の果てまでぶっとんでいく〜」と  言って始まったデッド・スターエンドは、本当に宇宙の果てへ行きそうでしたね。  そしてベイビー暴かれた世界赤毛のケリーの黄金メドレーが。  もう有名な曲のためか、合唱っぽかったです。全員、サビは歌っていましたし、こぶしを  ふりあげまくっていましたし、楽しいことこの上なしでした。




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