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スタンディングライブの心得。 1.前に行く=楽しむ ことではありません。  じっくり曲が聴きたいという方。前へ行くと、人の波に押されてつぶされます。  前は、満員電車のような圧迫感の中、人間が上下左右跳ねている状態です。  耳元で絶叫する人もいます。行くライブによっては、「ダイバー」と言って、  密集した人の頭の上を転がっていく人もいます。背の低い方は、大きな人に  囲まれると、アーティストは全く見えない上、酸欠や脱水症状になる恐れが  あります。ボーカルやギターの前あたりは、サウナの中にいるような、異常  な熱さと酸素の薄さです。化粧は流れ落ち、アクセサリは怪我をする恐れが  あるので、オシャレな格好で行くのは自殺行為です。スピーカー前に行くと、  耳の弱い人なら耳鼻科に通うはめになります。普通の人でも、初心者  は数日間、難聴状態になります。  それでも前に人が集まるのは、「アーティストに一歩でもいいから近づきたい」  「ノリノリで暴れたい」という方がいらっしゃるからです。上のようなことを  許容できた上で、「前で楽しみたい!」という方だけ、前で見ることをオススメ  します。なお、体調を万全にすることは、言うまでもありません。  なお、ライブ慣れしていない人にとって危険なものに、「モッシュ」という  ものがあります。これは、一言で言うなら、おしくら饅頭の、もっとすごい  ものだと思ってください。普通の人は怪我するのがオチなので、そういった  人たちにはなるべく近づかない方がいいかもしれません。ジャンピングヒップ  アタックやショルダータックルをやる人が一杯います。「ライブを楽しんで  いるよ!」という印なのですが、何かの間違いで、モッシュゾーンに迷い込ん  でしまった場合は、何も抵抗せずに、流れに身を任せて右へ左へ吹っ飛ば  されましょう。ヘタに抵抗してふんばると、倒れたりコケたりして、怪我を  することになります。  ちなみに、後ろにいる方はスピーカーで耳をやられることがないため、安全、  かつ、いい音でライブを楽しむことができるようです。踊りたい人も、スペー  スがある後ろへ行きましょう。 2.こんな格好で  後ろで、ボーっと立っている、もしくは少し体を揺らす程度でしたら、全く  もってどんな服装でもけっこうです。ただ、前の密集地帯に行く覚悟でした  ら、以下のことを気をつけてください。  ・携帯電話はポケットにいれない   (ファスナー付バッグの中とかでないと、床に落ちて踏まれて壊れます)  ・大きなバッグは持たない(手ぶら、もしくはウェストポーチが理想です)  ・スカートはやめましょう(まくれあがります)  ・長袖はやめましょう(冬場でも、ジャケットは脱ぎましょう)  ・化粧はしない、もしくは汗に強いものを(黒い涙を流すことになります)  ・ボタン服は避けて  ・水で濡れて透ける格好は避けて  ・生地が薄く、破れやすいようなものは避けて  ・大きなアクセサリーや時計は危険(ビジュアル系の人に注意)  ・長い髪の毛は、コンパクトにまとめて(女の人は、オサゲやお団子が   理想です)  ・ヒールの高い靴、サンダルは病院行きになるぐらい危険  ・厚底スニーカーは、普通のライブなら有効。足も踏まれないし、最強。   でも、モッシュが多いところには近寄らないように。  理想的な格好としては、短い髪か、まとめた髪に、Tシャツ&ジーパン、腕に  はリストバンド(汗を拭うため)です。首にタオルを巻く人もいます。女の方  は、汗を拭くものを持っていた方がいいです(終わった直後に、Tシャツを  着替えることができないため)。なお、会場内はかなり暑くなるので、冬場  にライブへ行く方は、Tシャツ&ジーパンの上にジャケット等を羽織り、会場で  脱ぐ形にするのがいいかもしれません  なお、普通会場にはコインロッカーが用意されていますので、そこに着替えや  財布、携帯などの荷物をいれるようにしましょう。会場に持ち込むのは危険  です。(注:松山サロンキティのように、コインロッカーが無い会場もあり  ます) 3.水分補給はこまめに  会場やアーティストによっては、ペットボトル持込禁止になっていたりします  が、水分補給は大事です。激しいライブの場合、何人も酸素不足や水分不足で  倒れるため、これは必須です。できれば水かポカリスエットの小さいものを  各自持っているといいですね。  なお、空(もしくは残り少ない)ペットボトルを、ステージ上のアーティスト  に投げつけるヤツがいます。見かけたら、捕まえてスタッフにつきだし、必ず  反省させましょう。ペットボトルが次回から持ち込み禁止になる恐れがあり  ます。 4.ライブ中は平和的に  ライブ中、一番嫌なのは、ケンカです。した人はもちろん、まわりも嫌な  気分になります。ケンカは絶対やめましょう。また、以下のことはケンカに  発展しかねない上、人間性も疑われますので、絶対にやめましょう。  ライブ中は、まわりの人のことを考えて行動しましょう。  ・ダイバーはなるべく殴らない。まわりの人は、絶対に殴らない。  ・嫌な人がいたら、自分が場所を移動すること。  ・物を投げない  ・アーティストを攻撃しない  ・ステージにあがらない  ・野次を飛ばさない  ・アーティストに再三話しかけない  ・ずっと一緒に歌わない。  ・「見えなーい」と文句を言わない(見えなければ、場所を移動しましょう)  ・前や後ろの人にもたれない  ・まわりにやばそうな人がいたら、声をかける。やばい人がいたら、助ける。  なお、ダイバーが上に来た場合、大玉リレーのボールを押し出す要領で、前に  押しやりましょう。無理な場合は、頭を低くして、やりすごしましょう。 5.ダイバーやモッシュをやる人に関する注意て  <ダイバー編>  ・自分の体型は、人の上に乗ってもいい体型か  ・ダイブする場合は、必ず腹筋に力を入れて、足をあげること。  ・発射台にする人は、体格のいい、そういうこと慣れていそうな人を、必ず   選ぶように。  ・アーティストはダイブ許容しているのか(ダイブを禁止している方は多い)  ・下は男か(女が多かったらやめましょう)  ・空気はダイブを許す空気か  ・穴はないか(頭から落ちたら、顔を踏まれます)  ・道筋を確認してから飛んでいるか  ・高価なもの、携帯電話、ペットボトルは身につけていないか(落ちます)  ・アクセサリー、ベルトは他人を傷つけるものではないか  ・余裕をもって転がること(転がるのを目的にするな)  ・殴らない、殴られても文句は言わない(殴られるのは、自分が相手の頭を   蹴った等、理由があることがほとんどです)  ・ライブ1回につき、2度が限度(それ以上になると、前列にいる人   やスタッフを嫌な気分にさせてしまいます)  <モッシュ編>  ・嫌がっている人はいないか  ・高価なものを身につけてはいないか  ・あくまでも曲にあわせて、ピースフルに  ・弱者には優しく  ・なるべく他人を巻き込まない  ・ジャンピングタックル等は、相手を選んで  ・殴るな 6.最前列の注意事項  これは、最前列、もしくは2列目・3列目への注意事項です。  ・ダイバーが飛んできます。   前にいるスタッフが、自分の頭上を見つめながらウロウロしだしたら、   頭を低くして、首を守りましょう。  ・ダイバーが嫌なら、前(特に最前列)へ行くのはやめましょう。   絶対に来ます。  ・圧迫されたから、と言って切れるのはもってのほかです。   別に悪意があるから圧迫しているのではなく、曲にのると、自然と前に   行くようになります。死ぬと思ったら、すぐにスタッフに助けを求め   ましょう。  ・アーティストがアクションを求めたら、リアクションしましょう。   (ノーリアクションだと、後ろから攻撃されることもあります)  ・アーティストが近寄ってきても、楽器と股間には触らないようにしましょう。  ・激しいライブだと、前の柵に押し付けられ、アザができることも。   理解した上で、最前列付近へ行きましょう。  ・気を抜くと、いきなり割り込まれます。  ・背の低い人は、後ろの人に乗られます。強い態度で拒絶しましょう。  ・背の高い人は、首をやられます。必死で守りましょう。 以上が、簡単ですが、スタンディングの心得です。 なお、会場や地域、アーティストによって、ダイブやモッシュに関する認識は 全然違います。ケースバイケースで、あとは実戦で学びつつ、ライブを楽しん で下さい。どこも共通しているスタンディングの掟は、 「自分の身は、自分で守る。まわりの人も、出来る限り守る」 ということです。大切っていうか、鉄則です。 ライブ中、まわりにいる人は、敵やライバルではありません。あなたと同じ、 そのアーティストのファンです。同じ空気を楽しむ仲間です。同好の士として、 一緒に楽しむことに命をかけましょう。ライブを成功させるのは、アーティスト ではありません。その会場にいるファンの態度、雰囲気が成功の是非を決める のです。初めてのライブは、多分酸欠等で、生き残るのに必死になると思います が、3回目ぐらいから、いい世界が見えてくると思いますので、とにかく、自己 中心的にならないことだけを心がけて、楽しんでください。

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