−２００１年に買ったアルバム１０選−

　部屋の掃除をしていたら、びっくりするほどＣＤがそこかしこから出てきました。
　数えたら、今年だけで数十枚アルバム買っています。どうりで、ＣＤが入っている
　はずのないカメラボックスからも、ＣＤが出てくるわけです。というわけで、
　今日はもう、今年をふりかえる意味でも、この「今年買ったＣＤ１０選」でも
　やろうかな、と思います。まぁ、音楽的知識は皆無なので、私の１年間の思い出
　をＣＤアルバムにのせて、といった感じです。まぁいいからつきあえよ。


１．THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「ロデオ・タンデム・ビート・スペクター」
　今年は、ミッシェルのツアーに参戦しまくり、行きまくりだったために、自然
　とこれが今年一番聴いたアルバムになりました。今までが、聴いた瞬間にノック
　アウトされるアルバムなら、これはじわじわとボディブローで攻められるような
　アルバムです。正直、はじめ「ブレーキはずれた俺の心臓」という曲名を見た時
　は、どうしようかと思ったのですけれどね。ええ。やばいんじゃないか、って。
　今では、ミッシェルの中でも１，２を争う好きなアルバムです。


２．スガシカオ「シュガーレス」
　スガシカオ初のオリコン１位作品、シュガーレスです。まぁほとんどの曲が、
　人に提供した曲（夜空ノムコウ）だったり、カップリングだったりで、すでに
　聴いたことのある曲だったので、あんまりこう…正直期待はしていなかったの
　ですが、聴いてみるとかなり良かったです。先行シングルの「８月のセレナーデ」
　という皮肉めいた曲が終わった後に、「Room201」が来る流れは、スガシカオしか
　作れないと思います。ニューアルバム早く聴きたいな。


３．GRAPEVINE「CIRCULATOR」
　リーダーが腱鞘炎のために休養に入り、メンバーが一人抜けた状態で出された
　アルバム、CIRCULATOR。実は私、リーダー休んでからシングルも何も聴かず、
　アルバムも買わずに友人に借りたんですよね。メンバー４人でグレイプバイン
　だ、と思っていたので。でも、このアルバム聴いて、すぐに買いに走りました。
　グレイプバインは、リーダーがいないことで変わったりはしません。むしろ、
　リーダーが帰ってきたら、もっと大きくなると思います。どうしても生でこの
　アルバムの曲が聴きたくなって、今年ははじめて彼らのライブに行ったなぁ。


４．斉藤和義「ＣＯＬＤ　ＴＵＢＥ」
　「アゲハ」。この一言につきます。とてもいい曲です。この曲のために、この
　アルバムは買いました。斉藤和義は、昔好きでよく聴いていたのですが、大学に
　入ってからは離れていたんですよね。でも、夏のイベントで聞いたこの曲は、
　マジで最高でした。彼氏と別れて、一通り騒いで落ち着いた後、このアルバムを
　買って聴いたら、なんとなく泣けてきたこともありました。妙に思い出深い一枚
　です。ちなみに、他のアルバムに入っているんですが、この人の曲で、「君の
　顔が好きだ」という曲は、最高のラブソングだと思います。


５．Ego-wrappin'「満ち汐のロマンス」
　Ｃｏｃｃｏがいなくなって、好きな女性アーティストいねぇなー、とか思って
　いたら、きました。エゴラッピンです。昔母が聞いていたような、昭和の歌謡曲
　をいい感じに、現代に持ってきたようなアルバムなんですが、それが古くなく、
　なおかつしっとりムーディなものから、ライブではじけられる曲まで、かなり
　幅広くそろっているのがいい感じです。最近ブレーク気味な彼女達なので、ぜひ
　愛媛にもライブで来てほしいですね。


６．MONGOL800「ＭＥＳＳＡＧＥ」
　洗剤のＣＭで、「あなたにあいたくて　あいたくて」という歌詞の入ったＣＭを
　聴いたことないでしょうか。あの曲が一曲目に配置された、かなりいい感じの
　アルバムです。これは、「聴いたこともない人が、オリコン４位に入ってる。
　何で？」と思って、つい買ってみたんですよね。まぁ曲の内容もさることながら、
　歌詞カードの写真が秀逸なので、ぜひ見ていただきたいと思います。この歌詞
　カードだけでも、３０００円の価値はあります。あ、もちろんＣＤ自体もいい
　んですけれどね。


７．TRICERATOPS「ＴＲＩＣＥＲＡＴＯＰＳ」
　トライセラトプスの、ファーストアルバムです。これは、まさに衝動買いです。
　なかば発作的に、デビューシングルの「ラズベリー」が聴きたくなったんですよね。
　でもこのアルバムの中で一番いいのは、９曲目の「I love escalater」だと思い
　ます。エスカレーターで、一段上にいる彼の背中に、そっともたれる彼女。
　その幸せな絵を、ほほえましく眺めているような曲です。最近幸せが少ないなー、
　と思ったら、一度聴いてみてほしいと思います。


８．ザ・ピロウズ「ＬＩＴＴＬＥ　ＢＵＳＴＥＲＳ」
　このアルバムは、確か私が中学生の頃に出たものです。友人が強く勧めてくれ
　たのを、「私はいいや」と断った覚えがあります。おかげで、５年も損しました。
　すごく名アルバムです。最近、ふと気になってレンタルしてみたんですが、あま
　りにも良くって、次の日店に買いに走りました。特に、このアルバムの中にある
　「ONE LIFE」という曲は、今年聴いた曲の中で、トップ３に入る名曲です。本当
　に泣けてきます。来年初のライブは、このピロウズのライブに決定しました。
　ニューアルバムの曲も、本当に歌詞が良く、マジで楽しみです。


９．CHEMISTRY「The Way We Are」
　多分、今年度のＣＤ売上トップ３に入るアルバムです。そして、数年後には
　古ＣＤとして５００円とかで売られているアルバムです。私は、先行シングル
　として出された「You go Your way」。この曲のためだけに買いました。彼氏
　と別れた時、ちょうどタイムリーにこの曲が流れまくっていたんですよね。
　「思いは思いのままで　熱を失うだけ」。
　まさにその通りだ！　というわけで、今年の思い出の一枚です。
　まぁアルバム全体としては、誰かのＤＪだかラップだか何だかよく分からない曲
　等、邪魔な曲が多すぎです。まぁでも、PEACE OF DREAMとYou go Your wayの二曲
　だけでも、十分聴く価値はあるかもしれません。


10．ＳＭＡＰ「裏スマ」
　はい。ＳＭＡＰの裏ベストです。「ＳＭＡＰかよ！」と思われるかもしれません
　が、ＳＭＡＰの曲は、本当にすごくアレンジが細かくていいのです。多分、優秀
　なスタッフがついていると思うんですけれどね。歌が上手い下手はこのさい置い
　ておいて、一曲目から最後の曲まで、きれいな流れになっていて、新旧ファン
　ともに楽しめる、とてもいいベストアルバムになっていると思います。ベスト
　アルバムというのは、こういうものであるべきだと思うんですよね。
　ただ、このアルバムに限らず、ＳＭＡＰは曲も歌詞もいいんですが、その曲の
　世界にひたっていると、いきなり中居君や草なぎ君のソロで現実にぐっとひき
　もどされたりするのは、正直どうかと思います。